生ビール、つまみ、文章。〜必ずなくてはならないものではないけれど〜


生ビールが好きだ。

ビールが美味しいと思うようになったのはいつからだろう。

多分、美味しいと感じるようになるまでは何十杯以上、何年もかかった。

「とりあえず生」と飲み会では美味しいと思う訳ではないけど、
雰囲気で美味しいと言いきかせて生ビールを無理して飲んだ。

家にはビールか日本酒、焼酎の3択。

酎ハイとか梅酒とか、甘いお酒はおいていない。

ビールを飲むしかなかった。
多少というか、大分背伸びしてビールを飲んでいた。

ビールを美味しそうに飲むことが「大人」だと、そんな憧れに似たような気持ちも抱いていたかもしれない。
ビールを飲むのはそんな気持ちからかもしれない。

そうして無理して飲み続けていく内にいつのまにか、
動機がどうあれ、ビールが「美味しい」と思うようになった。

ジョッキで飲む最初の一杯はどうしてこんなにも美味しいのだろう。

夏の夜。

冷えたジョッキ一杯に注がれた、程よく冷えたビール。
皿には山盛りの枝豆とヤッコ、ぼんじり串。
締めに明太子のお茶漬け、それともラーメンはどうか。


このブログには生ビールの最初の一杯が飲みたくなる各種のビール、
食事やらつまみ、店のことを中心に

書いていくわけではない。


ブログに「生ビールの最初の一杯」と名付けた。

「午後3時のコーヒー」か「生ビールの最初の一杯」で迷ったが、後者にした。

こんな名前をつけておいて何だが、ブログ名に直接関連する内容のものを書いていくわけではない。

いや、時々は食レポなるものも書こうとは思う。
でも書く内容はそれだけに限定するわけではない。

では何を書くか。

ブログには自分自身のことを書いていこうと思う。

思うこと。
考えていること。
書かずにはいられないということ。

ブログ名、タイトルはなんでもいい。
コーヒーだろうが、ビールだろうがなんでもいい。

でもコーヒーにしてもビールにしても文章も

生活に「必ずなくてはならない」ものではない。

それらがなくても生活はしていける。
生活は続く。

でも午後3時に飲むコーヒーや紅茶が息抜きになることがあり

飲み会で飲む、はじめの一杯が生活を潤すことがある。

だから文章も何かの「拠り所」になれたらという想いを持っている。

文章が好きだ。

これまで本や得意のネットサーフィン、

好きになった作家やライターさんの記事を気に入っては片端から読み漁ることをしていたが

「読む側」から「書きたい」と思うようになった。

文章は好きだけど、文章を書くのは苦しい。

「苦しい」と感じる場面は多々ある。

でも文章を書くのは苦しいけど、文章を書くことが好きだ。

そんな長年の想いを経てブログを作った。

まず一投目。

ストレート140kmど真ん中。

持ち球は直球のみ。変化球はなし。
今のところ。


やってみます。